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Masterpiece from Oda Collection Vol.16 “Chairs Born from Architecture”
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旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。
2024年8月22日〜11月25日は、織田コレクションが有する世界の名作椅子の中から、東川町複合交流施設せんとぴゅあで開催中の企画展「建築から生まれた椅子」と連動して、スコットランドを代表する建築家、チャールズ・レニー・マッキントッシュの作品をご紹介します。
チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868〜1928)
アーツ&クラフツ運動の推進者であり、スコットランドにおけるアール・ヌーヴォーの提唱者の一人。16歳で建築家ジョン・ハチソンの事務所に製図工として弟子入りするとともに、グラスゴー美術大学夜間部に入学。後の妻、マーガレット・マクドナルドとその姉フランシス、ハーバート・マックネアと〈ザ・フォー〉を結成後は、各地で展覧会を開催、「グラスゴースタイル」として名声を得た。そのスタイルはアーツ&クラフツやアール・ヌーヴォー、そして日本の建築空間からの影響を受けている。
Hill House Chair
ヒルハウスチェア(主寝室のための椅子)
Alivar(アリバ)
1902
Chair for House'hill (Drawing Room)
ハウスヒルの椅子(応接室用)
Alivar(アリバ)
1904
Chair for House'hill (Drawing Room)
ハウスヒルの椅子(応接室用)
Alivar(アリバ)
1904
Chair for the Willow Tea Rooms
ウィロー・ティールームのための椅子
Cassina(カッシーナ)
1903
Easy chair for the Willow Tea Rooms
ウィロー・ティールームのイージーチェア
Cassina(カッシーナ)
1917
織田コレクションは、椅子研究家の織田憲嗣氏が50余年に渡り世界で収集・研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群です。北欧を中心とした椅子やテーブル、照明、食器やカトラリー、おもちゃまで、その数8千以上。関連文献や写真、図面など2万点に及ぶ資料とともに系統立てて集積された、世界でも類を見ない極めて貴重なコレクションです。現在その中核となる椅子約1350種類を北海道東川町が公有化して文化財登録を行い、展覧会や講演会を通じて多くの人に「美しくていねいに暮らす」喜びとヒントを伝えています。
7月の「椅子の日に、椅子のお話」は、「日本の椅子」についてとり上げます。日本の一般家庭に椅子が普及し始めたのは戦後のことでした。その背景を様々な椅子のエピソードとともにお話しします。どうぞご参加ください。
「椅子の日に、椅子のお話」Vol.19
日本の椅子 — 床座から椅子座へ —
お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授)
日時:2023年7月14日(金) 18:00~19:30
会場:東川町複合交流施設 せんとぴゅあⅠ[コミュニティホール]
北海道東川町北町1丁目1番1号 → Google Map
定員50名(事前予約制)
◎参加無料
申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線764)
〒079-8412 北海道旭川市永山2条10丁目1-35
10:00〜17:00
毎週火曜日(祝日除く)、年末、年始、お盆
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