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ASAHIKAWA CHAIRS HISTORY – 椅子で紐解く、旭川デザインの20年。
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長らくタンスなどの婚礼家具を主体に発展してきた旭川家具にとって箱もの(タンスなど)から、脚もの(椅子など)への転換は、社会のライフスタイルの変化に合わせるためには急務でした。そんな時代背景だった今から約30年前、第1回目の国際家具デザインフェア旭川(IFDA)が開催されます。
フェアの中心は、国際家具デザインコンペティション。世界中から、472点にも及ぶデザインが旭川に集結する中、グランプリに選ばれたのは、フィンランド人デザイナーのシンプルな椅子。その名も「CHAIR」。旭川家具の新たな時代が幕を開けた瞬間でした。
その後、3年に1回開催するIFDAを通じて、旭川家具は持ち前の高い技術力のみならず、脚ものなど新たなジャンルの開拓と、優れたデザインを追求し続け、いよいよ2000年代に入ると箱もの中心だった産地は脚ものも得意とする産地へと様相を変え、今日では旭川家具の多くのメーカーが国内外で活躍するデザイナーやインハウスデザイナーによる優れたデザインの椅子を製品化し、ここ旭川デザインセンターでも多くの「旭川デザイン」を体現した椅子を販売しています。
本展は、そんな旭川デザイン20年の歴史を、椅子を通して振り返る展示です。なお、ここに並ぶ椅子は、全て「作品」ではなく「製品」。ぜひ、実際に触れたり、腰掛けたりすることで、見た目の美しさ、掛け心地の良さ、そして細部に宿る職人技が融合する旭川家具の魅力をご体感ください。
主催:旭川家具工業協同組合
〒079-8412 北海道旭川市永山2条10丁目1-35
10:00〜17:00
毎週火曜日(祝日除く)、年末、年始、お盆
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