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Masterpiece from Oda Collection Vol.12 “Chairs of Japan”
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旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。
2023年7月14日〜10月13日は、戦後の日本で生まれ、今もなお多くの人に愛され続ける椅子をご紹介します。かつて、日本人は長年にわたり床に座る生活をしてきました。明治時代に入り、文明開花を経て様々な椅子が使われ始めますが、一般的には椅子はまだまだ遠い存在で、人々に椅子が普及し始めたのはアメリカ文化が急速に広がりを見せた戦後のことです。その背景には、時代の流れがもたらした新たな文化と、幾人もの日本人デザイナーの活動があり、50年代後半頃からは世界でも認められる椅子が続々と誕生しました。
Easy Chair(イージーチェア)
メーカー不詳
デザイン年不詳
Butterfly stool(バタフライスツール)
Tendo-Mokko(天童木工)
1956
Low-seat chair(ローシートチェア)
Tendo-Mokko(天童木工)
1961
Ny chair-X(ニーチェア-X)
Nii furniture(ニーファニチア)
1970
Wink chair(ウィンクチェア)
Cassina(カッシーナ)
1976
織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。
関連リンク:織田コレクション
7月の「椅子の日に、椅子のお話」は、「日本の椅子」についてとり上げます。日本の一般家庭に椅子が普及し始めたのは戦後のことでした。その背景を様々な椅子のエピソードとともにお話しします。どうぞご参加ください。
「椅子の日に、椅子のお話」Vol.19
日本の椅子 — 床座から椅子座へ —
お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授)
日時:2023年7月14日(金) 18:00~19:30
会場:東川町複合交流施設 せんとぴゅあⅠ[コミュニティホール]
北海道東川町北町1丁目1番1号 → Google Map
定員50名(事前予約制)
◎参加無料
申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線764)
〒079-8412 北海道旭川市永山2条10丁目1-35
10:00〜17:00
毎週火曜日(祝日除く)、年末、年始、お盆
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