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コレクション展

Masterpiece from Oda Collection Vol.1 “Cantilever Chair”

Date

2021/10/14(木) - 2021/11/13(土)

Time

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趣旨

旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、毎月14日*を入れ替え日として「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。

概要

2021年10月14日〜11月13日は、スチールパイプによるカンチレバー(片持ち)構造の誕生と進化を表す作品の展示です。1926年のマルト・スタム「No.S33」、1927年のミース・ファン・デル・ローエ「MRチェア」、そして1928年のマルセル・ブロイヤー「チェスカチェア」と、カンチレバータイプの椅子は短期間に進化して生み出されました。この頃のドイツのバウハウスでは、デザイナーや作り手たちが刺激し合い切磋琢磨した良き時代だったのです。

展示作品

Cantilevered chair No.S33(カンチレヴァーチェア)
Mart Stam(マルト・スタム)
1926
Gebrüder Thonet(ゲブリューダー・トーネット)
Austria

MR side chair(MRサイドチェア)
Ludwig Mies van der Rohe(ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ)
1927
Knoll International(ノル・インターナショナル)
USA

Cesca arm chair(チェスカアームチェア)
Marcel Breuer(マルセル・ブロイヤー)
1928
Knoll International(ノル・インターナショナル)
USA

Sant' Elia 790(サンテリア)
Giuseppe Terragni(ジュゼッペ・テッラーニ)
1936
Zanotta(ザノッタ)
Italy

織田コレクションについて

織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。

関連リンク:織田コレクション

関連イベント

毎月14日に開催している「椅子の日に、椅子のお話」のVol.7は、マルセル・ブロイヤー作「チェスカ」です。1本のスチールパイプを曲げたカンチレバー(片持ち)構造の椅子の誕生と進化についてお話します。ぜひご参加ください。

毎月14日は椅子のお話「椅子の日に、椅子のお話」Vol.7

一脚の椅子「チェスカ」

お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)
日時:2021年10月14日(木) 18:30~19:30
会場:東川町複合交流施設せんとぴゅあ1[ラウンジ]
北海道東川町北町1丁目1番1号 → Google Map
定員20名(事前申込制/先着順)
◎参加無料

申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線762)

※先着順、定員制の開催となります。どうぞお早めにお申し込みください。
※消毒や換気等十分配慮の上実施します。

主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
協力:旭川家具工業協同組合織田コレクション協力会
*定休日等の関係で日程が異なる場合がございます。