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Masterpiece from Oda Collection Vol.2 “Alvar Aalto”
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旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、毎月14日*を入れ替え日として「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。
2021年11月14日〜12月13日は、フィンランドを代表するデザイナー、アルヴァ・アアルトの椅子です。木製椅子の可能性を大きく切り開いた「パイミオチェア」「スツール60」をはじめとして、アアルトの椅子は革新性を持ちながらも親しみやすさがあります。それらはナチュラルで生活に溶け込みやすい椅子として、世界中で愛され使用され続けています。
Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)
1898-1976 / Finland
1898年、フィンランドのクオルタネに生まれる。1916年から21年までヘルシンキの工科大学で建築を学び、23年に自身の建築設計事務所を開設。1928年に近代建築国際会議(CIAM)のメンバーとなる。1929年、トゥルクでオット・コルホネンと共に積層合板の実験的工房を開設。1935年、家具会社アルテックを設立、カンチレヴァー(片持ち構造)の木製椅子で特許を取得した。フィンランドを代表するモダニズム建築家、インテリア・デザイナーとして活躍し、日常生活を美しく豊かにするデザインを数多く生み出した。
Row Chair(ロウ チェア)
1929
FINMAR(フィンマー)
UK
Armchair 41 "Paimio"(41 アームチェア パイミオ )
1932
Artek(アルテック)
Finland
Highchair K65(K65 ハイチェア)
1935
Artek(アルテック)
Finland
Armchair 406(406 アームチェア)
1939
Artek(アルテック)
Finland
Armchair 45(45 アームチェア)
1946-47
Artek(アルテック)
Finland
織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。
関連リンク:織田コレクション
毎月14日に開催している「椅子の日に、椅子のお話」のVol.8は、アルヴァ・アアルトです。暮らしに対する研ぎ澄まされた感性で「親しみやすく」「革新的な」椅子をデザインしたアアルトの、建築と調和する名作の数々についてお話します。ぜひご参加ください。
毎月14日は椅子のお話「椅子の日に、椅子のお話」Vol.8
フィンランドの巨匠 アルヴァ・アアルト
お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)
日時:2021年11月14日(日) 10:00~11:00
会場:東川町複合交流施設せんとぴゅあ2[多目的室]
北海道東川町北町1丁目1番2号 → Google Map
定員20名(事前申込制/先着順)
◎参加無料
申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線762)
※先着順、定員制の開催となります。どうぞお早めにお申し込みください。
※消毒や換気等十分配慮の上実施します。
主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
協力:旭川家具工業協同組合・織田コレクション協力会
*定休日等の関係で日程が異なる場合がございます。
〒079-8412 北海道旭川市永山2条10丁目1-35
10:00〜17:00
毎週火曜日(祝日除く)、年末、年始、お盆
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