Masterpiece from Oda Collection Vol.4 “1960s New Form” 趣旨 旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、毎月14日*を入れ替え日として「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。 概要 2022年1月14日〜2月13日の展示は、石油系の素材が実用化されはじめた1960年代に、それまでには無かった形態で人気となった椅子をピックアップしました。ベトナム反戦運動など、世界中の若者たちが時代の変革を求めて熱気が渦巻いていた1960年代後半から70年代。そのような時代の空気の中で生まれた既成概念にとらわれない自由な発想の椅子をご紹介します。 展示作品 Sacco(サッコ) Piero Gatti(ピエロ・ガッティ) Cesare Paolini(チェザーレ・パオリーニ) Franco Teodoro(フランコ・テオドーロ) 1968 Zanotta(ザノッタ) Italy Bouloum(ブルム) Olivier Mourgue(オリヴィエ・ムルグ) 1968 Airborne(エアボーン) France Donna up5, up6(ドンナ アップ5、アップ6) Gaetano Pesce(ガエターノ・ペッシェ) 1969 B&B Italia(ビー・アンド・ビー イタリア) Italy MAgriTTA(マグリッタ) Robert Sebastian Matta(ロベルト・セバスチャン・マッタ) 1970 Simon(シモン社) Italy 織田コレクションについて 織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。 関連リンク:織田コレクション 関連イベント 毎月14日に開催している「椅子の日に、椅子のお話」のVol.10は、エア・クッションの椅子「ブロウチェア」です。石油系の素材が実用化されはじめた1960年代。それまでには無かった形態で世界中で大人気となった作品についてお話します。ぜひご参加ください。 毎月14日は椅子のお話「椅子の日に、椅子のお話」Vol.10 一脚の椅子「ブロウチェア」 お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー) 日時:2022年1月14日(金) 18:30〜19:30 会場:東川町複合交流施設せんとぴゅあ2[多目的室] 北海道東川町北町1丁目1番2号 → Google Map 定員20名(事前申込制/先着順) ◎参加無料 申込先 メール:designschool.higashikawa@gmail.com 電話:0166-82-2111(内線762) ※先着順、定員制の開催となります。どうぞお早めにお申し込みください。 ※消毒や換気等十分配慮の上実施します。 主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町 協力:旭川家具工業協同組合・織田コレクション協力会 *定休日等の関係で日程が異なる場合がございます。 + Add to Google Calendar + iCal / Outlook export Date 2022/01/14(金) - 2022/02/13(日) Expired! Time All Day Labels コレクション展 Share this event