コレクション展

Masterpiece from Oda Collection Vol.21 "生誕100年 ヴァーナー・パントンと同時代の名匠たち"

DATE

2026/06/03(水) - 2026/09/28(月)

※6/19(木)~7/2(水)は展示を一時休止させていただきます

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趣旨

旭川家具の主要産地である東川町は、家具・デザイン産業の発展のため「織田コレクション」を公有財産とし、さまざまな活用に取り組んでいます。本展「生誕100年 ヴァーナー・パントンと同時代の名匠たち」では、2026年に誕生100年を迎える名デザイナー、ヴァーナー・パントン、さらに同時代に生まれた、ジョエ・コロンボ、ポール・ケアホルムによってデザインされた椅子を紹介します。三者三様のアプローチを通して、椅子に宿る思想や美意識の違いと、20世紀デザインの多様な展開をご紹介します。

概要

デンマーク出身のパントンとケアホルムが生まれた当時、椅子づくりは木材と職人技が中心でした。彼らの青年期にあたる1940〜50年代には、ウェグナー、ヤコブセン、モーエンセンらが北欧家具の黄金期を築きます。やがてケアホルムはスチールによるミニマルな表現で構造美を追求し、パントンはプラスチックの一体成形を実現。椅子づくりが木工から工業生産へ移行したことを象徴する存在となりました。また工業化が進むイタリアのジョエ・コロンボは、プラスチックやFRPなどの新素材で、未来的で実験的な家具を数多く発表しました。北欧の職人文化とイタリアの工業デザイン。その二つの潮流から生まれた、20世紀デザインの豊かな展開をご覧ください。

展示作品

パントンチェア / Panton Chair
ヴァーナー・パントン / Verner Panton
1967

コーンチェア / Cone Chair
ヴァーナー・パントン / Verner Panton
1958

ビリッロ / Birillo
ジョエ・コロンボ / Joe Colombo
1969–71

エルダ / Elda
ジョエ・コロンボ / Joe Colombo
1963

ハンモックチェア PK24 / Hammock Chair PK24
ポール・ケアホルム / Poul Kjærholm
1965

カンチレヴァーチェア PK-13 / Cantilevered Arm Chair PK-13
ポール・ケアホルム / Poul Kjærholm
1974

織田コレクションについて

織田コレクションは、椅子研究家の織田憲嗣氏が50余年に渡り世界で収集・研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群です。北欧を中心とした椅子やテーブル、照明、食器やカトラリー、おもちゃまで、その数8千以上。関連文献や写真、図面など2万点に及ぶ資料とともに系統立てて集積された、世界でも類を見ない極めて貴重なコレクションです。現在その中核となる椅子約1350種類を北海道東川町が公有化して文化財登録を行い、展覧会や講演会を通じて多くの人に「美しくていねいに暮らす」喜びとヒントを伝えています。