コレクション展
DATE
2026/09/30(水) - 2027/03/08(月)
※6/19(木)~7/2(水)は展示を一時休止させていただきます
TIME
All of the day
旭川家具の主要産地である東川町は、家具・デザイン産業の発展のため「織田コレクション」を公有財産とし、さまざまな活用に取り組んでいます。本展では、フィン・ユールやハンス・J・ウェグナーが日本のためにデザインした椅子をはじめ、フランスのデザイナー、シャルロット・ペリアンが日本で学び、その経験を自身のデザインへと昇華させた家具、さらに東京のスウェーデン大使館のためにつくられた「トーキョーチェア」やJR京都駅のレストラン、和久傳のための「ワクデンチェア」など、日本との関わりから生まれた家具を紹介します。
日本の伝統的な美意識には、自然を尊重し、その素材やかたちを生かすこと、装飾を抑えながら余白を生かすこと、左右対称にとらわれない構成や、簡潔な造形の中に豊かさを見出す感覚があります。建築、工芸、家具、庭、そして日々の暮らしに息づくこうした美意識は、19世紀後半、日本が西洋との交流を深めるなかで、海外の芸術家やデザイナーたちにも強い印象を与えるようになりました。作品を通して、日本と西洋のデザインが出会い、そこで生まれた美意識と造形の豊かな響き、浮かび上がる日本の姿を探ります。
ジャパンチェア / Japan Chair フィン・ユール / Finn Juhl 1957
ジャパンチェア(カスタムモデル) / Japan Chair (Custom Model) ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー / Hans Jørgensen Wegner 1982
スタッキングチェア オンブル / Stacking Chair Ombre シャルロット・ペリアン / Charlotte Perriand 1954
ワクデンチェア / Wakuden Chair ハンス・サンガイン・ヤコブセン / Hans Sandgren Jakobsen 1997
トーキョーチェア / Tokyo Chair カール・アクセル・アッキング / Carl Axel Acking 1958
織田コレクションは、椅子研究家の織田憲嗣氏が50余年に渡り世界で収集・研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群です。北欧を中心とした椅子やテーブル、照明、食器やカトラリー、おもちゃまで、その数8千以上。関連文献や写真、図面など2万点に及ぶ資料とともに系統立てて集積された、世界でも類を見ない極めて貴重なコレクションです。現在その中核となる椅子約1350種類を北海道東川町が公有化して文化財登録を行い、展覧会や講演会を通じて多くの人に「美しくていねいに暮らす」喜びとヒントを伝えています。
関連リンク:織田コレクション
主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町 協力:旭川家具工業協同組合・織田コレクション協力会