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Masterpiece from Oda Collection Vol.10 “Chairs of Honor”
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旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。
2023年1月14日〜4月13日は、「栄誉を獲得した椅子たち」をテーマに、織田コレクションの中から、世界で開催されるデザインコンペティション、デザインアワードにおいて優れた作品として評価され、賞を授けられた椅子をご紹介します。家具産地の一大イベントとして、1990年から3年ごとに開催されている「IFDA(国際家具デザインコンペティション旭川)」では、これまでに数多くの優れた作品が生み出されてきましたが、世界の先進国と言われる国にも、それぞれにデザインを振興させるための組織が存在し、展覧会やコンペティションなど様々な形でデザインアワードが設けられています。それらの賞は、開催国や趣旨によって審査基準や考え方は異なりますが、それぞれが独自の歴史を持ち、権威ある賞としてデザインの発展のために大きな役割を担ってきました。優れたデザインの名作が揃う織田コレクションの中には、世界のデザインアワードにおいて栄誉を獲得した作品を数多く見ることができます。
Sheep chair(シープチェア)
Tetsuro Yokota(横田 哲郎)
Interior Nasu(インテリアナス)
2008
Japan
Lucania Easy chair(ルカニア イージーチェア)
Giancarlo De Carlo(ジャンカルロ・デ・カルロ)
alflex(アルフレックス)
1957
Italy
Karuselli chair(カルーセリ)
Yrjö Kukkapuro(ユーリョ・クッカプロ)
artek(アルテック)
1964〜65
Finland
Sauna stool(サウナスツール)
Antti Nurmesniemi(アンティ・ヌルメスニエミ)
Vuokko(ヴォッコ)
1952
Finland
Laminex chair(ラミネックスチェア)
Jens Nielson(イェンス・ニールスン)
Westnofa(ウェストノーファ)
1966
Norway
織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。
関連リンク:織田コレクション
1月の「椅子の日に、椅子のお話」は、IFDA2008においてブロンズリーフ賞を受賞した「Sheep chair」です。「誰も見たことのないような椅子を」という思いから生まれたチャレンジングなデザイン。進歩するコンピュータグラフィックス技術と地域のものづくり技術の発展についてお話しします。みなさま、どうぞご参加くださいませ。
「椅子の日に、椅子のお話」Vol.16
IFDAから生まれた椅子
お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)
日時:2023年1月14日(土) 18:00~19:00
会場:東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ[コミュニティホール]
北海道東川町北町1丁目1番1号 → Google Map
定員30名(事前予約制)
◎参加無料
申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線762)
〒079-8412 北海道旭川市永山2条10丁目1-35
10:00〜17:00
毎週火曜日(祝日除く)、年末、年始、お盆
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