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コレクション展

Masterpiece from Oda Collection Vol.11 “Arne Jacobsen”

Date

2023/04/14(金) - 2023/07/13(木)

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コレクション展

趣旨

旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。

概要

2023年4月14日〜7月13日(6月12日〜25日は展示を一時休止させていただきます)は、デンマーク近代家具、機能主義建築の旗手であるとともに家具デザイナーとしても多くの名作を残した、アルネ・ヤコブセンによる成形合板の椅子をご紹介いたします。

アルネ・ヤコブセン

1902年デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1927年王立美術大学建築科卒業。1956年から65年まで同大学で教授を務める。北欧モダン建築を代表する建築家であり、建築環境を総合的にまとめ上げるトータルデザインを目指し、生活什器からインテリアファブリックス、さらには造園までデザインした。1952年発表の「アントチェア」をはじめ、「セブンチェア」、「エッグチェア」など、量産可能な新しい素材と技術により次々と生み出されたユニークな形態の家具は、半世紀以上経過した今もなお、デンマークのみならず世界中で高い評価を得ている。

展示作品

Ant chair(アントチェア)
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1952
Denmark

Seven chair(セブンチェア)
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1955
Denmark

Mosquito chair(モスキートチェア)
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1955
Denmark

Grand Prix(グランプリ)
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1957
Denmark

Lily chair(リリーチェア)
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1970
Denmark

織田コレクションについて

織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。

関連リンク:織田コレクション

関連イベント

4月の「椅子の日に、椅子のお話」は、アルネ・ヤコブセンの代表作の1つである「アントチェア」を皮切りに、一連の成形合板の椅子についてお話しします。みなさま、どうぞご参加くださいませ。

「椅子の日に、椅子のお話」Vol.18

一脚の椅子「アントチェア」

お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授)
日時:2023年4月14日(金) 18:00~19:00
会場:東川町複合交流施設 せんとぴゅあII[多目的室]
北海道東川町北町1丁目1番2号 → Google Map
定員30名(事前申込制/先着順))
◎参加無料

申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線762)