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コレクション展

Masterpiece from Oda Collection Vol.13 “Chairs of Finland”

Date

2023/10/14(土) - 2024/01/13(土)

Time

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Location

コレクション展

趣旨

旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。

概要

2023年10月14日〜2024年1月13日は、東川町複合交流施設せんとぴゅあで開催されている企画展「MUOTO フィンランドデザインの形」と連動した作品を展示いたします。「森と湖の国」フィンランドにおいて、デザインは自然と親しむという本質的な意識を忘れることなく、厳しくも豊かな固有の風土・文化とともに形づくられてきました。《自然》に寄り添うデザインが穏やかな暮らしを支え、その暮らしの中で小さな芽吹きのように新たなデザインが生まれる。風土を根幹とした途切れることのない循環が浸透しているといえるでしょう。実用的でありながら美しく、温かみのあるフィンランドデザインは、自然の移ろいが豊かな私たちの暮らしにもそっと寄り添い、豊かで心地よい空間を与えてくれます。

展示作品

Hannes chair(ハンネスチェア)
Eliel Saarinen(エリエル・サーリネン)
Tetrimäki(テトリマッキ)
1908

Stool No.64(スツール No.64)
Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)
Artek(アルテック)
1935

Aslak chair(アスラックチェア)
Illmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)
Asko(アスコ)
1957

Koivutaru chair(コイブタルチェア)
Esko Pajamies(エスコ・パヤミエス)
Asko(アスコ)
1978

Easy chair Fysio(イージーチェア フィジオ)
Yrjö Kukkapuro(ユーリョ・クッカプロ)
Avarte(アヴァルテ)
1978

織田コレクションについて

織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学名誉教授・東川町デザインアドバイザー)が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績により、各国から展覧会への協力要請が相次ぐなど世界的にも高く評価されるコレクション。

関連リンク:織田コレクション

関連イベント

7月の「椅子の日に、椅子のお話」は、「日本の椅子」についてとり上げます。日本の一般家庭に椅子が普及し始めたのは戦後のことでした。その背景を様々な椅子のエピソードとともにお話しします。どうぞご参加ください。

「椅子の日に、椅子のお話」Vol.19

日本の椅子 — 床座から椅子座へ —

お話:織田憲嗣氏(椅子研究家、東海大学名誉教授)
日時:2023年7月14日(金) 18:00~19:30
会場:東川町複合交流施設 せんとぴゅあⅠ[コミュニティホール]
北海道東川町北町1丁目1番1号 → Google Map
定員50名(事前予約制)
◎参加無料

申込先
メール:designschool.higashikawa@gmail.com
電話:0166-82-2111(内線764)